お知らせ

2026/04/16

「がん薬物療法IVナース(院内認定)」制度の導入と、看様師による静脈・ポート穿刺の実施について

大阪鉄道病院では、がん治療におけるチーム医療の推進と、患者さんへより安全で質の高い医療体制を提供することを目的に、「がん薬物療法 IV (静脈穿刺)ナース(通称:ケモIVナース)」の院内認定制度を導入し、育成を進めてまいりました。
これまで、当院での抗がん剤治療等における点滴ルートの確保やポート穿刺は主に医師が行っておりましたが、2026年4月以降、病棟および外来におきまして、当院が認定した「がん薬物療法 IVナース」がこれらの処置を担当させていただきます。

制度導入の背景

厚生労働省の通知や日本看護協会の指針においても、抗がん剤治療における静脈穿刺は「一定以上の臨床経験を有し、かつ専門の教育を受けた看護師が実施できる」とされています。当院でも、専門性の高い看護師が処置を担うことで、待ち時間の軽減や、よりきめ細やかな患者様へのケアを実現できると考えております。

当院の「がん薬物療法 IVナース」の認定基準について

患者さんに安全な医療を提供するため、当院では非常に厳格な基準を設けています。処置を担当するのは、以下の条件をすべて満たした看護師のみです。

1.十分な経験と実績
臨床経験が4年目以上であり、当院の看護師能力評価(クリニカルラダーレベルⅡ)の認定を受け、所属長か ら推薦された者。

2.専門教育の修了
がん化学療法看護認定看護師を中心としたチームのもと、抗がん剤の知識や静脈穿刺、穿刺後の管理・対応に関する専門的な研修を受講していること。

3.認定試験の合格
上記の教育を受けた上で、院内での「学科試験」および「実技試験」の両方に合格していること。

上記の厳しいプロセスを経て認定証を発行された「ケモIVナース」が、確かな知識と技術をもって安全に処置を実施いたします。
当院はこれからも、多職種が協働するチーム医療を通じて、患者さんお一人おひとりに寄り添った質の高いがん治療の提供に努めてまいります。本取り組みへのご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
本件に関するご質問などがございましたら、各診療科の担当医師、または看護師までお気軽にお尋ねください。



2026年4月吉日 大阪鉄道病院がん化学療法委員会