各部署のご紹介

3階病棟

3階病棟は整形外科と婦人科の急性期混合病棟です。整形外科では主に人工関節、外傷による骨折、手や腕、椎間板ヘルニアや椎体骨折などの脊椎の手術を行っています。手術後の援助から、リハビリ、在宅へ向けての支援を、医師・理学療法士や退院支援看護師・ソーシャルワーカーなど多職種と共に、患者さんや家族の意向に沿った状況になれるよう看護しています。

婦人科は主に腹腔鏡や子宮鏡を使用した手術を行っており、不妊治療も3階病棟で実施しています。たくさんの赤ちゃんの誕生に繋がっています。

スタッフは常に患者さんやご家族への丁寧な対応を心がけており、院内でも患者さんからのお褒めをたくさんいただいている病棟です。

4階病棟

外科・呼吸器外科・泌尿器科・眼科・歯科の急性期混合病棟です。

患者さんの多くは手術や化学療法の目的で入院されます。手術後は急変のリスクもあるため迅速な対応ができるよう医師や薬剤師とともに密に情報共有を行っています。

退院後も患者さんがその人らしく生活出来ることを心がけ、コロナ禍で培った忍耐力とチームワークで日々丁寧にケアを行っています。

そして患者さんやご家族から「この病棟でよかった」とおっしゃっていただけることを目指して頑張っています。

6階病棟

6階病棟は呼吸器内科、整形外科、耳鼻咽頭科の急性期混合病棟です。呼吸器内科では、感染症患者さんの入院も多く、陰圧室が増床されたこともあり感染症患者対応に強い病棟です。

整形外科は、主に脊椎疾患の手術、耳鼻咽頭科は咽頭全般の手術を行っており周手術期の看護にも対応しています。

スタッフ間のチームワークも良く、他職種とも入院早期より協力し、退院までそれぞれの患者さんのニーズに寄り添った看護が提供できるよう心がけています。

7階病棟

7階病棟は循環器内科、糖尿病代謝内科、消化器内科の病床数52床の混合病棟です。

循環器内科は心不全、心臓カテーテル検査と治療、不整脈疾患が多く、糖尿病代謝内科では糖尿病の血糖コントロールや教育入院を行っています。

また消化器内科では、内視鏡検査や治療、抗がん剤治療を行っています。特に心不全や糖尿病などの生活習慣病に対して、医師・看護師、薬剤師、リハビリ技士、栄養士、慢性心不全看護認定看護師、糖尿病療養指導士など多職種で連携し、患者さん個々の退院後の生活を考えサポートできるようチーム医療に努めています。

8階病棟

8階病棟は血液内科・脳神経内科・消化器内科の混合病棟です。

クリーンルームが6室あり、血液疾患患者さんの身体面・心理面ともにサポートしながら治療が継続できるよう、患者さんと共に頑張る姿勢で看護を行っています。

脳神経内科は、脳梗塞や神経難病の患者さんへ薬物療法を主として早期からリハビリテーションを開始し残存機能の維持・拡大を多職種連携しながら在宅復帰に向けて看護を行っています。

病棟内は、スタッフ間のコミュニケーションを強化し急性期から終末期まで幅広い看護実践を展開しています。

また、患者さん・ご家族の気持ちに寄り添い、ここに入院してよかったと感じてもらえるように日々取り組んでいます。

5階 (緩和ケア病棟)

緩和ケア病棟は、がんに伴うさまざまなつらさを和らげるための専門病棟です。

つらさを和らげる専門的な医療と、人と人の結びつきを大切にするケアで、その人らしく穏やかに過ごせるように日々取り組んでいます。

また、患者さんを支えるご家族も、つらい思いをされています。ご家族の思いにも寄り添い、大阪鉄道病院の緩和ケア病棟で過ごせて良かった。と思っていただけるようなケアを心がけています。

9階 (回復期リハビリテーション病棟)

回復期リハビリテーション病棟では、脳血管疾患、運動器疾患等で継続的にリハビリテーションが必要な患者さんを受け入れ、多職種チームで「生活リハビリ」を実施することで、自宅復帰を目指し、患者さんの「生活の質」の向上を支援しています。

全身管理と精神的支援を行い、訓練室の「できるADL」を生活の場である病棟の「しているADL」に一致させ、日常生活の全てを訓練につなげる援助をしています。

全身管理では、二次的合併症の予防や退院後の生活に向けての指導に計画的に取り組み、精神的支援はリハビリへの意欲を喚起するよう継続して声かけをしています。

このように看護の専門的な立場から、障害をもつ人がその人らしく生きていけるように、患者さん・ご家族に対してADLの再獲得、介護負担の軽減といった生活の再構築に向けて支援をしています。

外来部門

外来では、様々な問題を抱える患者さんやそのご家族、お一人お一人に寄り添い、丁寧なケアを提供するよう心がけています。

また、ご来院されたタイミングに、専門性の高い医療を提供し、様々な医療チームと連携しながら、患者さんに安心して治療を受けていただける環境を整えることに日々努めています。

地域医療連携室

入院支援看護師は、患者さん本人や家族の方が安心して入院治療を受けられるよう、支援を行っています。

入院前に身体面・精神面・社会面の情報をアセスメントし、多職種介入の必要性を判断しています。

入院後は退院支援看護師が、患者さんや家族の方が退院後の療養生活を自分で選択出来るように、意思決定支援を行います。

そして安心して自宅や地域で療養を続けられるよう,多職種と連携し療養環境を調整しています。

常に”その人らしく生きていけるように”をモットーにしています。

手術室

手術室は6室あり、麻酔科常勤医2名・非常勤医1名、臨床工学技士1名、手術室看護師21名、うち特定行為看護師1名が所属しています。

消化器外科・整形外科など10の診療科の手術が行われており、その総数は年間約3000件です。手術室看護師は患者さんに安心して手術を受けてもらえるように術前訪問を実施しています。
術前訪問を通して患者さんの思いに寄り添い、個別性に応じた看護が提供できるよう、日々の看護を実践しています。また、2022年度は特定行為看護師が誕生し、ともに専門性の高い安全な看護を目指しています。患者さんにとって受ける手術に対する思いは様々だと思いますが、大阪鉄道病院で手術を受けて良かったと思っていただけるよう、日々研鑽しています。

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