肺癌診療のさらなる充実を目指す

特色

当科では呼吸器疾患全般の診療を行っております。最近の傾向として、特に肺癌の患者数が外来、入院とも増加しており、その早期診断、早期治療に努めております。当院の呼吸器外科、放射線科および緩和ケアチームと密接に連携をとり、がん拠点病院として肺癌診療の総合的なレベルアップを目指しております。

検査に関しては、気管支鏡検査だけでなく放射線科の協力のもとCTガイド下肺生検の件数も年々増加しています。平成28年度には超音波内視鏡(EBUS)が新規導入され、これまで当科での確定診断が困難であった縦隔腫瘍や抹消型肺腫瘍等の診断が可能になりました。さらに今後、胸腔ビデオスコープを用いた胸膜生検が可能となる予定であり、胸膜腫瘍や胸水貯留の原因疾患の診断率の向上が期待されます。

また、人口の高齢化とともに慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有病率、死亡率とも増加傾向にあり、今後もこの傾向はさらに強くなることが予想されます。医師、看護師、薬剤師、理学療法士、酸素業者等が協力して、在宅酸素療法を含めた包括的リハビリテーションに力を入れています。

近年、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対する関心が深まり、同症候群の精査目的で当科を受診される患者さんも増加しています。平成14年に睡眠ポリグラフ検査(polysomnography)の機器を導入して以来、同検査の施行数は500件を超え、現在当科のSAS専門外来患者も150名を超えています。

 

医師のご紹介

藤井 達夫
役職
部長
専門分野
呼吸器全般
資格

日本内科学会認定内科医・指導医、日本呼吸器学会専門医・指導医

玉垣 学也
役職
医長
専門分野
呼吸器全般
資格

日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会専門医、日本アレルギー学会専門医、ICD認定

晋山 真実
役職
医長
専門分野
呼吸器全般
資格

日本内科学会認定内科医

泉 源浩
役職
医師
専門分野
呼吸器全般
資格

日本内科学会認定内科医

津田 誉至
役職
医師
専門分野
呼吸器全般
仲岡 裕右
役職
非常勤
専門分野
呼吸器全般
資格

日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会専門医

田中 繁宏
役職
非常勤
専門分野
呼吸器全般

主な疾患

肺癌、慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、間質性肺炎、呼吸器感染症、睡眠時無呼吸症候群

【専門外来】
睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来 禁煙外来

診療実績 平成28年度

・外来患者数  48.4人/日
・入院患者数 24.3人/日
・平均在院日数  16.0日

診療担当医表

1診 藤井 藤井 当番医 藤井 玉垣
2診 玉垣 晋山 津田 晋山
共通診 田中 仲岡

※月曜日3診:田中 秀典 医師⇒田中 繁宏 医師
※水曜日:共通診(予約制による無呼吸外来・禁煙外来(午後))

主な検査・治療実績 平成28年度

主要診断群分類 入院患者数
肺の悪性腫瘍 264
肺炎等 90
間質性肺炎 42
気胸 12
慢性閉塞性肺疾患 11
抗酸菌関連疾患(肺結核以外) 10
心不全 7
胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 7
肺・縦隔の感染、膿瘍形成 6
誤嚥性肺炎 6
検査 平成26年度 平成27年度 平成28年度
気管支鏡検査 67件 123件 153件
睡眠時無呼吸症候群 23件 19件 64件
CTガイド下肺生検 15件 14件 15件
在宅酸素療法 平成26年度 平成27年度 平成28年度
在宅酸素療法 (HOT) 64件 46件 46件
在宅持続陽圧呼吸療法(CPAP) 138件 141件 133件
在宅人工呼吸療法(NIPPV) 3件 2件 2件

関連情報

専門外来のご紹介はこちら