ご挨拶

大阪鉄道病院の卒後臨床研修のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。臨床研修プログラム責任者の玉井秀政です。

当院は、大阪の交通の要である天王寺駅から徒歩5分以内の非常にアクセスが良好な場所に位置しています。大阪市南部医療圏の中核病院として、近隣医療機関からの紹介患者さんが多く、common diseaseのprimary careの習得に適しています。

当院は急性期医療を中心に、緩和ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟を併設し、切れ目のない医療を提供しています。また、大阪府がん診療拠点病院の指定も受けており、中規模病院でありながら、多くの専⾨診療科が揃っています。指導医やコメディカルとの距離が近いこと、診療科同士の垣根が低いことなども研修医にとって非常に良い環境だと考えております。

基幹型臨床研修指定病院として当院採用する研修医と、大学附属病院(大阪公立大学・京都府立医科大学)の協力型病院として1年間派遣される研修医が在籍しています。
1年次研修では、内科6ヶ月間を各自の希望に応じて6科から1ヵ月単位で自由に選択できます。外科研修は外科が基本科ですが、他の外科系診療科も選択可能です。救急は協力病院のER・救命科での研修の他、日常的な救急対応、麻酔科での研修は当院で行っています。定期的な勉強会や各種必須手技の講習会、多施設共同でのシミュレータによる実技研修も多数開催しています。
2年次研修の必修分野である産婦人科、小児科、精神科の研修は協力病院と連携して実施し、地域医療は地元医師会の診療所や北海道白糠郡の診療所での指導を受けます。

医師としての将来設計を考える上で、非常に重要な時期となるため、必修分野以外はすべて選択でき、研修医の皆さんの希望に沿った研修ができるよう可能な限り配慮しています。研修スケジュールは開始時だけでなく、期間中にも希望に応じて調整でき、研修内容の変更にも柔軟に対応します。

また、当院は2023年12月1日付けでNPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)の認定を受けました。この認定により、当院の臨床研修プログラムが客観的に評価され、さらに充実した内容と質の高い研修環境を提供できるよう病院全体で取り組んでいます。

皆さんが当院での研修を通じて幅広い知識と技術を習得しできるようサポートしたいと思っています。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしております。

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