03.先輩紹介

末吉 美樹

入職年度:2006年
美原看護専門学校

ずっと心に刻まれる「あなたがいてくれてよかった」という声。

入職年度:2006年
美原看護専門学校

「寄り添う心」を忘れずに看護に取り組んでいます。

呼吸器内科・血液内科・眼科・整形外科の混合病棟を担当しています。呼吸器内科の患者さんの割合が高く、肺がんのかたが多く入院されているのが特徴です。
抗がん剤を使った治療中であったりターミナル期の患者さんがおられるので、心身の苦痛が少しでも軽減できるよう、「寄り添う心」を忘れずに看護に取り組んでいます。
患者さんはお一人お一人、家庭環境などそれぞれ異なる事情をお持ちです。そういった背景を常に考えて、例えば、一度しかお話したくないようなことを何度も聞かずに済むような声のかけ方や申し送りをするように心がけています。
悩むこともありますが、患者さんやご家族の満足度を高めることができた時や、患者さんに寄り添うために看護師がどのような行動をしていくかを考えている時に大きなやりがいを感じますね。

患者さんの笑顔やその思いに触れたときにやりがいを感じます。

ターミナル期の苦痛症状や「死」という現実に向き合う患者さんと接する機会がとても多いです。
旅立たれる前の患者さん自身やご家族から「ありがとう」「あなたがいてくれてよかった」という言葉をいただくことがあり、どの言葉も忘れずに自分の心に刻んでいます。
また、症状を和らげるために医師や私たち看護師などすべての医療スタッフで全力を尽くし、患者さんの穏やかな笑顔が見られるようになった時や、何気ない会話の中から患者さんの本当の思いに触れた時に「この仕事を頑張ってきてよかった。これからも一生懸命やろう」という気持ちになります。
最近では白内障の手術をした患者さんが「人生そのものが明るくなった!」と話してくださり、私たちスタッフもみんなでその喜びを共有しました。

自分が学びたいことを応援してくれる環境があります。

私が、大阪鉄道病院に入職したのは、学ぶ環境がしっかりと整備されていて、興味のある分野を追求できることが一番大きいかもしれません。
私は褥瘡について体系的に学びたかったのですが、基礎知識をはじめ、技術・予防方法までしっかりとした研修を認定看護師から受けることができました。それも単発や短期間ではなく、年間を通じて受講ができたのが良かったですね。こうやって得た知識と技術はどこの病棟でも必要なものですから、入職して10年経った今でも本当に役に立っています。
また、仮に今はない研修テーマであっても、スタッフが希望すれば病院が体制を作ってくれますので、こういう病院側の姿勢もとても魅力的だと思いました。

お休みの日の過ごし方

2歳の子供と一緒に家事をしたり、家族全員で買い物に出かけたりして休日を過ごすことが多いです。まだ子供が小さいですから、家では子育てと家事に奮闘して時間もあっという間に過ぎてしまいますが、それゆえに充実した毎日だなあと思います。

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