03.先輩紹介

檀 唯

入職年度:2010年
白鳳短期大学

乗り越えた先にある「看護師になってよかった」と思える瞬間。

入職年度:2010年
白鳳短期大学

患者さんに寄り添うケアをすることを心がけています。

最初に配属されたのは、血液内科と消化器内科の病棟でした。こちらで6年ほど勤務し、新人指導や日々の業務調整を担当するリーダーを経験した後、現在の混合病棟に異動しました。こちらでは呼吸器内科の患者さんが多く、抗がん治療や酸素療法をされているかたがほとんどです。ターミナル期にあるかたもおられます。
タッチングや声のトーンの些細な差で、患者さんの感じ方が全く違いますから、どんな時も気を抜かず、患者さんに寄り添うケアをするよう心がけています。
仕事をする上で大切にしているのは「情報共有」の徹底です。ただ口頭でスタッフに伝えるだけだと共有範囲が狭くなりがちですので、些細なこともできるだけ記録に残すように気をつけています。

いつまでも初心を忘れずに

当院に就職して間もない頃、時間との戦いになる日々の業務や看護そのものの難しさに自信を失いかけていました。そんな時に、ある患者さんから「今日はあなたなの?嬉しいわ。なんかね、ほっとするの」と声をかけてもらえて、救われるような思いがしました。この一言で、寄り添う看護を大切にしたいという初心に改めて気づくことができたんです。
新人の頃に同じような悩みを抱える看護師は多いはずですが、私の場合は、こういった患者さんの温かい言葉や、同期や先輩にも相談がしやすい職場の雰囲気があったので前に進めたのだと思います。壁を乗り越えた先に必ず「看護師になってよかった」と思える瞬間があると信じて、今は看護に取り組んでいます。

入職の決め手は患者さんと接する先輩の後ろ姿

学生の時に実習生として当院に通っていました。患者さん一人ひとりのニーズやQOLを大切にした先輩たちの看護を間近で見て、私も同じようになりたいと感じたことがきっかけです。
また、「臨床実践能力育成ラダー」に沿った教育制度があり、看護師として学び続けられる環境だということも非常に大きな魅力でした。当院が看護学校を併設していた頃に指導者だった看護師がそのまま私たちの指導担当になるなど、歴史に裏打ちされた教育環境と制度があります。このような体制でJR西日本という安定した経営のもとで年単位で丁寧に教えてもらえるわけですから、ここまで学べて長くキャリアを積んでいける病院は他にないだろうと思いました。

お休みの日の過ごし方

家事をしたり、録画を貯めたテレビドラマの鑑賞をして休日を過ごしています。最近は、姉が出産のために帰省して近くにいますので、その子どもたちとお買い物や遊びに出かける機会が増えました。一緒にディズニーランドに行ったことも楽しい思い出です。

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