03.先輩紹介

大池 梨花

入職年度:2014年
奈良県立医科大学医学部看護学科

「自分の家族だったらどうするか」を 忘れずに看護をしていきたい。

入職年度:2014年
奈良県立医科大学医学部看護学科

相手の立場になって考え、接することにしています。

中途入職で、現在は整形外科病棟で勤務をしています。入退院の患者さんも多く、手術も1日に2〜4件ある病棟です。その中で周術期の患者さんに対して術前後の看護を提供するのが主な業務で、患者さんが安心して手術を受けられるような術前オリエンテーションや、術当日のこまめな訪室を行っています。
仕事でいつも心がけていることは、こまめに声を掛け合って情報を共有することですね。医師や看護補助者さんといった他職種との連携をしっかり行い、患者さんがスムーズで安全に離床が図れるように努めています。
また、患者さんに対しては「自分だったらどうされたいか。もし自分の家族だったらどうするか」ということを、いつも考えながら接するようにしています。

看護を続けることで生まれたお礼の言葉。

入職後、業務に慣れた頃のことです。全身状態の悪化でせん妄を起こし、不穏が続いた高齢の男性患者さんを担当しました。日常生活の援助はもちろん、コミュニケーションがとても困難な状態でしたが、毎日声掛けを怠らず、看護を行っていました。
先日、その患者さんが再入院した際に「あの時は本当にあんたに世話になった。ずっとお礼が言いたかった。なにも分からなくなっていた俺に一生懸命話しかけてくれて、世話してくれてありがとう」と話しかけてくださったんです。
反応がなく、伝わっているか分からない状態でも毎日あきらめずに声をかけ続けて良かったと思いましたし、そのことにお礼を言ってくださった患者さんの気持ちが本当に嬉しかったです。

育児休職制度などワーキングマザーに優しい病院。

結婚を機に大阪に転居しまして、できるだけ家と近いところで勤務先を探していました。夫の友人が当院に勤務しており話を聞いたところ、働きやすく、JR西日本が経営母体のため福利厚生も充実している病院だと分かりました。特に育児休職で子1人に対して3年間取得できるなど、ワーキングマザーに優しい制度が充実している点が嬉しかったです。
職場の雰囲気もとても良さそうだと感じていましたが、実際に入ってみても印象は変わらず、これまで人間関係で嫌な思いをしたことが全くありません。
また、ラダー制度が導入され研修がかなりしっかりしていますので、中途入職でも「次に目指すべき目標・レベル」がはっきりしているのも安心でした。

お休みの日の過ごし方

最近は新居に合う家具や雑貨を探して、夫と街を歩き回ることが多いです。2人とも食べることや旅行が大好きなので、ごはん屋さん巡りをしながら旅行の計画を立てるのも楽しみです。勤務日の希望が通りやすく、土日が休みの夫に合わせて私の休日を設定しやすいので助かっています。

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